

私たちの回りには、たくさんの工業製品があふれています。こうした製品のスタイリングやカラーリングを考え、その製品に適した材料を選びながら、造形設計を行うのが、工業デザイナーです。
工業デザイナーは、製品のデザインの依頼を受けると、まず最初に、対象となる製品はもちろん、社会全体の流行や傾向を把握するため、市場調査を行います。
次に、調査結果をもとに、ラフスケッチを描いて自分のアイデアを形にします。デザイン案は、多い時には100枚以上にもなり、製品の外観だけでなく、機能や使いやすさ、安全性を向上させるデザインを考えます。
また、デザインを立体的に確認するため、発泡材やプラスチックなどで模型を作り、イメージをより具体的にします。
生産コストや納期にも気を配り、製品化に携わる工場の技術者や製品の販売担当者などと、何度も話し合いを重ね、デザインを修正します。
そして、仕事を依頼した製品の販売企画責任者や製品化に携わる技術者に対して、デザインを発表します。
さらに、その後、細かい部分にまで修正が加えられ、最終的なデザインを決定します。
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