

柔道整復師は、捻挫、骨折、打撲、脱臼などに対して、回復をはかるための処置を行います。この仕事は、日本古来の武道、柔術から起こったもでの、戦前から「骨つぎ医者」と呼ばれ、身近な存在として、親しまれてきました。柔道整復師は、接骨院、整骨院などで働いています。
はじめに、診察を行い、軽度の捻挫は、湿布と包帯固定だけで処置します。重傷の場合は、関節の異常を正し、損傷部分を回復させます。そのあと、テーピングなどで、患部を固定します。
骨折の場合は、折れた骨を牽引して合わせ、その接点上に圧迫を与え、矯正します。その後、プラスチックや厚紙などで固定します。ただし、柔道整復師に認められる骨折の処置は、単純骨折の応急手当だけです。その後の処置については医師の同意が必要になります。
脱臼は、脱臼部分を元に戻して固定します。
柔道整復師の行う処置はいずれも、柔道の基本技を基にしたものです。
この仕事は、すぐに治る場合とそうでない場合もあり、治療結果が直ぐ出ますが、大事なことは、人間関係を築くことです。柔道整復師は、専門性を活かしたきめ細かな対応で、地域の人々の健康に貢献します。
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