

地球上に生存する100万種類以上の動物たちについて、どのようにして生きているのかなど、分類・形態・生理・遺伝・進化などの様々な分野から研究するのが、動物学研究者です。生命の謎を解き明かす動物学研究者の仕事は、動物の一員である人間を理解することにもつながります。
動物学研究者は、まず、研究テーマを見つけるために、様々な実験を積み重ねます。
次に、見つけた研究テーマに関して、「同じ研究が他にないか、新しい発見なのか」を確認したうえで、その謎を解くための仮説を立てます。そして、仮説を立証するための実験や観察などをします。
さらに、仮説が実証できれば、その研究成果を論文にまとめたり、学会で発表します。
例えば、海洋研究所に勤めるナメクジウオの研究者は、脊椎動物の先祖といわれるナメクジウオを調べ、背骨のない無脊椎動物から背骨のある脊椎動物が出現した進化を研究テーマとしています。そのために、船に乗り込み、沖でナメクジウオを採集します。そして、研究所に持ち帰り、飼育して、餌の取り方や産卵などの行動観察をします。さらに、遺伝子や脳の仕組みを調べるなど、様々な側面からナメクジウオを研究します。
動物学研究者には、自分の研究を進めて、大学での講義など若い研究者のレベルアップに努める人もいます。
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