

歌人・俳人は、見たこと、感じたこと、聞いたこと、考えたこと……そうした経験のすべてを対象にして、短歌(和歌)、あるいは俳句という形式の文学作品として表現します。作品はすべて創作でなければなりません。
短歌は基本的に「五・七・五・七・七」の31音、俳句は「五・七・五」の17音で構成されます。
歌人・俳人は、作品集を出版しても、その収入で生活を成り立たせるのは困難です。多くの人は、ほかの仕事をして収入を得ながら、作品づくりに取り組んでいます。
歌人・俳人は、普通「結社」に所属しています。結社とは、主宰(しゅさい)、つまりリーダーを中心に、その考え方を同じくする人が集まって作る組織です。歌人・俳人は結社が開く「歌会」、あるいは「句会」で作品を発表し、主宰や仲間に批評してもらい、研究を深めます。結社では、吟行(ぎんこう)もおこないます。吟行とは、集まって町や野に出て、その場その場で作品をつくり、おたがいに批評しあうイベントです。
作品の評価が高まり、人々に名を知られるようになると、新聞などの「歌壇」や「俳壇」で一般人からの投稿作品の選者をしたり、あるいはカルチャーセンターの講師をつとめたりして、収入を得る場合があります。
歌人・俳人は、つねに一つ一つの言葉を味わいなおし、作品づくりのために、大きな努力をはらいます。
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